待ってました!奥会津・早戸の春 | 一棟貸ヴィレッヂ ~ ITTOGASHI VILLAGE ~ #

待ってました!奥会津・早戸の春

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2022.03.30

長く厳しい冬が明け、待ちに待った春がもうすぐそこまで来ています。

ちょっと先取りして、過去の写真から一棟貸ヴィレッヂの春をご紹介します。

撮影日:2021年4月27日 かわべり棟

お部屋から見える只見川渓谷(霧幻峡)が若草色に変わるこの頃が格別です。

撮影日:2021年4月29日 かわべり棟からの眺め

雨上がりは霧も立ち込めて、マイナスイオンと新緑があいまった香りが、春の訪れを感じさせてくれます。

撮影日:2021年5月16日 かわべり棟からの眺め

5月頃になると、外気温と水温の差によって川から霧が発生する日が増えてきます。

山霧と川霧のグラデーションが刻々と変化する様子を、ただぼ~っと見ているだけで肩の力が抜けていくのが分かります。

※川霧が発生しやすいのは、早朝と夕方、そして雨上がりです。

輝きを増す陽光、萌え出る若葉。木々の緑が眩しく感じられるこの季節は、かわべり棟の眼下に広がる【川霧さくら遊歩道】の散策がお勧めです。

厳しい冬を乗り越えて、逞しく、そして可愛らしく生えてくる野草や山菜を見つけることができます。

撮影日:2021年4月16日 川霧さくら遊歩道

【こごみ】という山菜の新芽は一株から7~8本、巻き込んだ先端を内側にして向かい合うように生えています。

その姿はまるで円陣を組んで会話している宇宙人みたいで可愛らしいんです。

写真の奥に見えるのが、かわべり棟です。

アップで見ると顔が宇宙人みたいな【こごみ】。ピントが合っていませんが、、

撮影日:2020年4月29日 川霧さくら遊歩道

【ぜんまい】は地元で最も好まれる代表的な山菜です。

新芽は白色の綿毛で覆われていて、5本程度まとまって生えます。

巻き込んだ葉を開きながら成長します。

収穫した【ぜんまい】のブーケ。笑

乾燥させると風味良く保存することができるので、下ごしらえしたものを水分が無くなるまで何度もよくもみほぐしながら天日干しにします。

最終的にはここまでチリチリにします。天日って凄いですね。

調理するときはぬるま湯につけ、湯を替えながら元の太さになるまで戻します。

とても手間がかかる作業ですが、この時期あちらこちらの家の庭先に干している姿を見ることができますよ。

撮影日:2021年4月27日 川霧さくら遊歩道

遊歩道を更に進むと杉林が現れます。そこから先が本番なんです。

春はまだ新芽や若葉で程良いサイズの木々なので、見通しが良く、只見川に映る水鏡がひときわ美しい季節でもあります。

正面には只見線の早戸駅。時間が合えば列車が入ってくるのも見ることができます。

2020年4月26日撮影 かわべり棟と遊歩道の対岸より

只見川を行く≪霧幻峡(むげんきょう)の渡し舟≫は、かわべり棟や「早戸温泉つるの湯」がある早戸(はやと)地区と、対岸の三更(みふけ)集落の間を行き交います。

川霧の出ている時に船に乗れたらラッキー。早朝の予約をお勧めします。

2021年4月27日撮影 かわべり棟の庭

「緑」は生命力を象徴する色ともいわれ、風水では癒しやリラックス、信頼や安心といった意味合いがあるとか。

やっぱり森林浴は大事なんですね。

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※一棟貸ヴィレッヂ(かわべり棟・ほんそん棟)は、おひとりさまの宿泊も歓迎します。

※かわべり棟から車で5分の【ほんそん棟】は山の上の小さな集落にあります。古民家に囲まれて田舎暮らし気分を味わいたい方にお勧めです。

2021年5月4日撮影 かわべり棟

この時期は、黄味の強い緑、青みを感じる緑、赤みを帯びた緑など、さまざまな草木の緑に出会えます。

エネルギーに満ち溢れた新緑を五感で味わうなら4月下旬から5月がお勧めです。

※一棟貸ヴィレッヂ(かわべり棟・ほんそん棟)は、いずれも2泊以上からご利用いただけます。

一棟貸ヴィレッヂ
https://ittogashi-village.jp
福島県奥会津の三島町・早戸
TEL : 0241-42-7712、 080-1818-0011